「オペラ座の怪人」パロディー脚本
引き続き、「オペラ座の怪人」と名のつくミュージカルやお芝居はいっぱいあります。
なんちゃってファントムな脚本や楽譜に目を通してみましょう。
コーナーの性格上、それなりにネタバレしております。ご注意ください。
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Last Modified: 05/07/2008
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| ■Part 2 「オペラ座の怪人」パロディー脚本 SHERLOCK MEETS THE PHANTOM .......... 05/08/2003 PHANTOM OF THE OLD OPERA HOUSE .......... 08/15/2000 PHANTOM OF THE OP'RY .......... 01/08/2001 Terry Pratchett's MASKERADE .......... 10/18/2004 FRANKENSTEIN'S GUESTS .......... 05/08/2003 ANDREW LLOYD WEBBER: The Musical .......... 02/11/2004 ■Part 1 一応、ガストン・ルルーの原作をもとにした「オペラ座の怪人」の脚本・楽譜 |
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| 田舎のとあるオペラハウスで、謎の怪人が大暴れ。「助けて〜!名探偵〜!」と救いを求める声に応じて、特に何の脈絡もなく世界の名探偵シャーロック・ホームズと大家のハドスン夫人が登場。いや、なぜかと聞かれても……。とにかく、呼ばれた名探偵と大家さんは、ヘボヘボな推理を繰り広げながら、それなりにファントムを追い詰めていくのでした。果たして彼の正体はッ!!! 実際に舞台で観たら笑えるのでしょうか。とりあえず、読みながら半笑いにはなりましたが。確かに「オペラ座の怪人」的キャラは登場しますが、どちらかと言うとファントムものというよりは、ホームズもののパロディーというか、パスティーシュというか……。まあ微妙な出来なんですけれも、一応は正典から引っ張ってきたネタもいくつか見受けられますし、オチも一応あの事件だし……。うーん、どうだろう。こういう微妙なのが一番リアクションに困るな〜〜。同じ作者で"PHANTOM OF THE OP'RY"というのもあります。 .......... (05/08/2003) |
| この微妙な脚本は、 * SHERLOCK MEETS THE PHANTOM (amazon.co.uk) * この英語脚本は、こちらでも買えます (amazon.co.jp) どうしてもという方はどうぞ。 「シャーロック・ホームズとオペラ座の怪人」対決のパスティーシュは、「小説の怪人たち」もどうぞ。 また、「コミックスの怪人たち」もどうぞ。 |
| 1975年 by Tim Kelly Hanbury Plays CHARACTERS: Michael Carbuncle (Director of the Opera House) / Marianne (a Singer) / Mollie (a Singer) / Julie (a Singer) / Gloria (a Singer) / Karen (a Singer) / Beverly (Hopes to join the Opera House) / Robbie (a Singer) / Billie Jo (Victim of the Phantom) / Hank (Another Victim) / Sherlock Holmes (the Master Detective) / Mrs. Hudson (Sherlock's Housekeeper and Sleuth-Hound) / Veiled Woman (a Mysterious Figure) / The Phantom |
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| むかしむかし、ある町のオペラハウスで、「オペラ座の怪人」を上演しておりましたとさ。そうしたら舞台の上で、ファントム役の俳優が「主役のラウル」に撃ち殺されてしまいましたとさ。ファントム役とラウル役は、主演女優を巡ってモメていましたとさ。 そんなベタな悲劇から25年の月日が流れ、今は廃墟と化したオペラハウス。そこへ先生に引率された高校演劇の一行がやって来て、懲りもせず「オペラ座の怪人」の再上演を目指します。その後の展開はご想像通りというか、お約束通りというか。彼らに次々と降りかかる、身の毛もよだつ(ウソ)怪奇現象。チョロチョロと姿を見せる謎の怪人。果たして彼の正体はッ!!!……という調子で、ぬるーいコメディー(コメディーですよ)が展開いたします。 さて、謎の怪人をおびき寄せるため、一同は「オペラ座の怪人」の舞台稽古を始めるわけですが(このへんは妙にちゃんとしてる)、その劇中劇でのファントムの扱いは、悪役そのものです。あら残念。ファントムを差し置いて、ラウルがやたらと「主役」「主役」と連呼されているのも、私のカンにさわります。 結末もぬるいです。 .......... (08/15/2000) |
| このぬるい脚本は、 * PHANTOM OF THE OLD OPERA HOUSE (amazon.co.uk) * この英語台本は、こちらでも買えます (amazon.co.jp) どうしてもという方は、探してもらってください。 |
| 1982年 by Joseph George Caruso I. E. CLARK, Publisher CHARACTERS: Victoria Applegate (Teacher of Denville High Drama Class) / Maggie Jones (Drama Student and Stage Assistant) / Cornelius Higgens (Student and Stage Manager) / Donald Elwood (Plays the Role of "the Phantom") / Ellen Spencer / Roy Chase / Jill Preston / Bonita Vale / Billy Rae / Arthur Lee Preston / Inspector Magrew / Sergeant Cole / The Phantom |
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| 実際の舞台で見たら、きっと笑えると思います。舞台は田舎のとあるオペラハウス。なぜかやたらとご陽気で笑い上戸なファントムが暗躍しております。そこへやって来た新オーナーは、オペラハウスをボードビル劇場に大改装して経営刷新。ゆかいな芸人さんたちも続々登場。カルロッタとその代役のクリスティーヌは歌合戦を繰り広げ、なぜかそれぞれのステージママたちも舌戦を繰り広げます。 原作小説に出てくるイベントはわりと律儀にこなしてまして、首を吊られる人は吊られるし、カルロッタの歌声にシャンデリアは落ちるし(安上がりに『落ちるわー!』のセリフのみ)、ファントムはクリスティーヌを地下の隠れ家に連れ去るし、拷問部屋も大活躍です。さて、めでたく連れて来たのはいいけれど、「可憐なヒロイン」クリスティーヌのあまりの天然ボケボケっぷリにほとほと嫌気がさし、冷たいツッコミマシーンと化してしまうファントムの姿が笑えます。 全体的に、「だから最初っからパロディーだって言ってるじゃん!当然、客はオペラ座の怪人のストーリーぐらい予習しとけ!いちいち説明しないよ〜!わからない子は置いてくよ〜!」といわんばかりの強引な話の展開は、ある意味清々しいほどです。 .......... (01/08/2001) |
| このご陽気な脚本は、 * PHANTOM OF THE OP'RY (amazon.co.uk) * この英語脚本は、こちらでも買えます (amazon.co.jp) 興味のある方はどうぞ。 |
| 1989年? by Tim Kelly Hanbury Plays CHARACTERS: Erik (Phantom of the Op'ry House, Beware!) / Guppy Gopher (Cleaning Woman) / Minerva Hotchkiss / Louisa Pampermouse / Junior Hampster / Silky Acidtongue (Music Critic) / Chester Broomhandle / Zaza / Mimi / Lulu / Christine Swansong (an Enchanting Human Canary) / Mrs. Swansong (Christine's Mother) / Madame Barracuda (Carlotta's Mother) / Carlotta Barracuda (Opera Star) / Humphrey Rainwater (Ratcatcher) / Lt. Farleigh Good (in Love with Christine) / Dora / Smokey Fish / Felicity Van Loon / Flufferduff Chipstrap / Salome Dibble |
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どうでもいいけどこの表紙のイラストは、あんまりと言えばあんまりな……。芝居の内容とはぜんぜん関係ありませんので、念のため。テリー・プラチェットのファンタジー小説「ディスクワールド」シリーズのうち、「オペラ座の怪人」のパロディーである1冊が「マスカレード」。その小説「マスカレード」を、さらに舞台劇にした際の脚本です。アンク・モルポーク市のオペラ座で、謎の怪人がいろいろ事件を巻き起こし、「ディスクワールド」シリーズの常連キャラ、魔女グラニー・ウェザーワックスとナニー・オッグが解決に乗り出す……、という基本プロットは変わりません。 もちろん舞台化にあたって細かいところはカットされていますが、皮肉の効いた名セリフは健在。「自分大好き」「他人の話なんか聞きゃしない」「オペラ歌手のくせに歌えない」悪意なき美少女にしてお笑いキャラ、クリスティーヌも健在。「小説のもってまわった言い回しが苦手」「読むのがしんどい」という方は、こっちの方が楽かもしれません。 これはあくまでも「ディスクワールド」ファン向けの劇でしょうし(でなきゃ、いきなり死神とか出てこられても『?』でしょう)、所詮「オペラ座の怪人」はネタ扱いですが、深夜のレッスンやシャンデリアや地下の隠れ家など、ガストン・ルルーの原作小説の各種イベントはわりと律儀に登場します。ファントムの、芸術や音楽を愛する一面も強調されています。笑いの中にも、「大切なことは見かけの美しさじゃなくて、仮面の下の本当の顔こそがうんぬんかんぬん……」というメッセージも込められています。考えようによっては、他の芝居の脚本よりも、ファントムの扱いは上なのかもしれません。 それにしても、いつまで待っても日本で「ディスクワールド」がパっとしないのはなぜなのか?日本はそれなりにファンタジー・ブームじゃなかったのか?そうでもないのか?気のせいだったのか?いくらなんでも「ペ」ブームよりは実体がありそうなんだけど。 ........... (10/18/2004) |
| このファンタジーな脚本は、 * この英語脚本は、こちらでも買えます (amazon.co.jp) ぜひどうぞ。 もともとの小説版「マスカレード」については、「小説の怪人たち」もご覧ください。 |
| 1995年 Adapted for the Stage by Stephen Briggs (Samuel French, Inc.) CHARACTERS: Granny Weatherwax (a witch) / Nanny Ogg (another witch) / Agnes (Perdita) Nitt (not a witch) / Walter Plinge (a very odd-job man) / Dr. Underchaft (Chorus Master) / Mr. Salzella (Director of Music) / Mr. Seldom Bucket (Opera Manager) / Greebo (a cat in human form) / Mrs. Plinge (Walter's mum) / Senor Enrico Basilica/Henry Slugg (opera singer) / Christine (opera star) / Mr. Goatberger (a publisher) / Tommy Cripps (scenery painter) / Mr. Pounder (ratcatcher) / Snr Basilica's Manager / Death of Rats / Andre (a pianist) / Sergeant Detritus (City Watch, a troll) / Corporal Nobbs (City Watch, a human?) / Arno (the Stage Manager) / Hron (a stagehand) / Kevin (another stagehand) / Colette (a dancer) / Solange (another dancer) / Giselle (also a dancer) / Corps de ballet / Stagecrew / Audience / Travellers / Bodies... |
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| 舞台は、自称天才科学者・フランケンシュタイン博士の住むお城。「人造人間」プロジェクトも失敗続きで、嫁にも使用人にもバカにされるフランケンシュタイン博士。科学者としてのプライドを取り戻すべく、「そうだ、他の有名怪物の皆さんを、科学の力でノーマルライフに戻してあげましょう!」と、唐突に決意するのでした。 かくしてディナーにお招きを受けた狼男さん、ドラキュラさん、オペラ座の怪人さん、といったおなじみの面々。当初はお悩み相談に花が咲くものの、やがて皆さんそれぞれ悪の本性を表し、城は恐怖のズンドコに……、というコメディーです。「オペラ座の怪人」さんは、いちいち物陰に身を隠しては、用件を書いた手紙を相手に投げつけ、パイプオルガンのBGMにのせて声だけ登場。いかにもな社交性のなさが笑えます。相変わらず女の子にも逃げられております。 往年のモンスター映画のパロディーとして面白いんですけれども、それにしても一体いつになったらエリックはこの怪物メンバーから抜けられるのでしょうか。だ〜か〜ら、「オペラ座の怪人」はちょっと行動がアレなだけで、普通の人間なんですってば〜。突然毛も生えてこないし、変身もできない空も飛べないダメ怪物なんですから〜。だから足抜けさせて〜。目指せUSJ。 .......... (05/08/2003) |
| このモンスター大集合な脚本は、 * FRANKENSTEIN'S GUESTS (amazon.co.uk) * この英語脚本は、こちらでも買えます (amazon.co.jp) どうぞ。 |
| 1998年 by Martin Downing (Samuel French, Inc.) CHARACTERS: Baron Victor Frankenstein (A Scientist) / Baroness Elisabeth Frankenstein (His Wife) / Ygor (His Assistant) / Frau Lurker (His Housekeeper) / Harry Talbot (A Werewolf) / Countess Ilona Bathory (The Queen of Vampires) / The Phantom of the Opera (The Terror of Paris) / Isabel Channing (His Protegee) / Count Vlad Dracula (The King of Vampires) |
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| ミュージカル「アンドリュー・ロイド・ウェバー」です。パロディーです。念のため。舞台はロンドンのとあるパブ。登場するのは、若き作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーもどきと、若き作詞家ティム・ライスもどき。失敗作続きでショボくれていると、なぜかそこに神の子ジーザスが現れて、次々と的確なダメ出しをしてくれます。 「そうだ、ジーザスの生涯を若者向けにロック・ミュージカルにしてみたらどうだろう?」「うわ、それ斬新!」……ということで取りかかるものの、アンドリューもどき君の頭の中はプッチーニのことばかり。そもそも「ろっくんろーる」なる物がなんだかわからない。その後なんだかんだで、得体の知れないチェロ弾きの弟・ジュリアンもどき、さらに得体の知れない嫁・サラもどき、キャメロン・マッキントッシュもどき、ジェリー・スプリンガーもどき……などがチラチラと顔を出しつつ、ついにロック・ミュージカル"JESUS MARIA CHRIST SUPER ESTAR"が幕を開けるのでした。というわけで、後半はほとんど「ジーザス・クライスト・スーパースター」の替え歌大会です。 全編、ALW作品やその他有名ミュージカルをもじったタイトル・替え歌がたくさん出てきます。歌詞は、お上品かお下品かと言われれば、かなりお下品です。くだらないかくだらなくないかと言われれば、物凄くくだらないです。面白いか面白くないかと言われれば、それなりに面白いです。好きか嫌いかと言われれば、まあ、この手の物はけっこう好きなんですけれども、出来は微妙です、正直。 また、時事ネタも多いので、もともとウェストエンドやロンドンに興味がある方向きと思われます。 .......... (02/11/2004) |
| このセレブ大集合な脚本は、 * ANDREW LLOYD WEBBER: The Musical (amazon.co.uk) * この英語脚本は、こちらでも買えます (amazon.co.jp) / 2000年 / Desert Hearts / 96 pages 変わったものがお好きな方はどうぞ。 そのほかに、 * ANDREW LLOYD WEBBER: The Musical: The Music (amazon.co.uk) * この輸入楽譜は、こちらでも買えます (amazon.co.jp) / 2000年 / Bennett & Bloom / 92 pages こちらは実際に見てないので存じませんが、楽譜のようです。 |
| 2000年 MUSIC, LYRICS & BOOK by Nick Awde CHARACTERS: [Part 1] Andy Lloyb Webber / Tim Mandy-Rice Davies / Jesus / The Barman / Ned's Atomic Sherry / David Frost-Springer / Cameron Dirty-Mac / The Stage Manager / The Warm-Up Man / The Show Producer / An Actor / An Actress / A Producer / The Audition Hopefuls / Julio Lluis Webber / Que-Sera-Sera Bwightman [Part 2] Jesus Peron / Judas Guevara / Maria Peron / MC Sally Bowles King Horrid / Pilates / A Critic of the Stage / A Reporter / A Director / A Producer |
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オペラ座の怪人がいっぱい!
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