コミックスの怪人たち
- Part 2 -

日本のコミックス

引き続き、「オペラ座の怪人」に関係ありそうな漫画・コミック本を見てみましょう。
コーナーの性格上、それなりにネタバレしていますのでご注意下さい。

ガストン・ルルーによる「オペラ座の怪人」の原作小説はこちらへ。
「オペラ座の怪人」の関連小説やファンフィクションはこちらへ。
「オペラ座の怪人」と名のつく映画や海外ドラマはこちらへ。
ミュージカル「オペラ座の怪人」のCDはこちらへ。
ミュージカル関係一般は、ミュージカルなCD屋さん出張所へどうぞ。

Last Modified: 07/10/2009

当サイトの内容の無断転載は、程度にかかわらず固くお断り致します。
リンク先の各サイトのご利用は、ご自身の責任でご判断ください。

■Part 2 日本のコミックス

オペラ座の怪人 - Le Fantome de l'Opera - .... by JET (1989)
アーシアン 「ファントム・オブ・ジ・オペラ」 (1989)
笑う大天使 「オペラ座の怪人」 (1989)
金田一少年の事件簿 「File.1 オペラ座館殺人事件」 (1993) .......... 10/12/2003
マスク - Le Masque - (1994)
ラウドの怪人 - Phantom of the Loudness - (1994)
LOVELY PHANTOM - 化学室の怪人 (2001) .......... 07/10/2009
オペラ座の怪人 .... by 真崎春望 (2005) .......... 09/25/2005


■Part 1 英語圏・フランス語のコミックス

オペラ座の怪人 - Le Fantome de l'Opera - (JET)

 「創元推理文庫『オペラ座の怪人』より」と書いてはあるのですが、ストーリーは原作小説とアンドリュー・ロイド・ウェバー(ALW)版ミュージカルを足して2で割って7掛けした感じ(単に薄めただけとも言う)。ところどころ劇団四季の訳詞っぽいセリフが出てくるような、こないような。何もわざわざあんな訳詞を……。

目新しいところというと、ガストン・ルルーの他小説のキャラクター「ルールタビーユ」をちょっとだけ絡ませたりして、努力の跡はうかがえますが、だから何だといわれると困ってしまいます。そうそう、伯爵フィリップが男前なのはうれしいです。ラウルの兄君でありながら、舞台その他、ほとんどのバージョンで無視され続けているフィリップ様が、私はおいたわしくてなりません。とりあえず、あなたが、
  • 「オペラ座の怪人」のあらすじは知りたいけれど、原作を読むのがめんどくさい。
  • 作者JET先生の熱狂的ファンで、JET先生の絵柄の変遷を、昔の作品から遡って徹底的に研究したい。
……のどちらかに当てはまるんでしたら、ぜひどうぞ。

.......... (書いた時期: 大昔過ぎて不明)

読みたい方は、

* オペラ座の怪人ハロウィン少女コミック館 デラックス版 (朝日ソノラマ) (1989) (amazon.co.jp)
 これはA4サイズでした。

* オペラ座の怪人Asuka comicsDX (角川書店) (1995) (amazon.co.jp)
 これはハードカバーでした。

* 吸血鬼ドラキュラ ハロウィン少女コミック館 (朝日ソノラマ) (1990) (amazon.co.jp)
 ブラム・ストーカー原作「ドラキュラ」の翻案コミックと共に、この「オペラ座の怪人」も収録されています。

* シャーロック・ホームズの冒険 ソノラマコミック文庫 名探偵登場 (2000) (amazon.co.jp)
 ホームズの翻案コミックと共に、「オペラ座の怪人」も収録されています。

 ……という具合にやたらとあちこちに収録されていますので、どれでもお好きなのを探してもらってください。
by JET
ハロウィン少女コミック館デラックス版 (朝日ソノラマ) 1989年1月初版
あすかコミックスDX (角川書店) 1995年12月初版
Index

アーシアン 「ファントム・オブ・ジ・オペラ」

 ところはロンドン、コヴェントガーデン王立歌劇場で上演中の、オペラ「オペラ座の怪人」。ここでいちいちツッコミ入れてたら、先には進めません。群舞のひとり、メアリが「クリスチーヌ」役に大抜擢。メアリのマネージャー兼作曲家(わかりやすい設定ですな)は不治の病ときて、彼女に曲を書き上げてから命を落とすのでした。嗚呼!どうするちはや!どうする影艶!ウリエル様はなぜ歌う!という話。すみません。よくわかりません。だいたい高河ゆん作品のあらすじを、照れることなく理路整然とまとめられる人がいたりしたら、私はものすごく尊敬いたします。はい。

.......... (書いた時期: 大昔過ぎて不明)

新装版も出たそうで、

ほんまわからん…。* 新装アーシアン 第1巻 完結版 (amazon.co.jp)

* 新装アーシアン 第2巻 完結版 (amazon.co.jp)

* 新装アーシアン 第3巻 完結版 (amazon.co.jp)

* アーシアン 別巻 秘密の花園 (amazon.co.jp)

 「ファントム・オブ・ジ・オペラ」は、新装版では第1巻収録の模様。
by 高河ゆん (by Yun Kouga)
「アーシアン」中の一編。ウィングスコミックス第2巻(1989年3月初版)に収録
Index

笑う大天使 「オペラ座の怪人」

 直接の関係は全くないけれど、少なくともオペラの話だし、とりあえず「オペラ座の怪人」も登場します……といったら激しく詐欺かもしれない。というか、詐欺。でも一応出てくるんです。本当です。「怪人」ルドルフ・シュミット氏の正体とはっ!!

ラストは泣けますね。「笑う大天使」全体も、まったりとした良いお話です。

.......... (書いた時期: 大昔過ぎて不明)

読みたい方は、

好きでしたよ。* 笑う大天使(ミカエル) 白泉社文庫版 第1巻 (amazon.co.jp)

* 笑う大天使(ミカエル) 白泉社文庫版 第2巻 (amazon.co.jp)

 文庫版では、『オペラ座の怪人』は第2巻に収録されています。

by 川原泉 (by Izumi Kawahara)
「笑う大天使」中の一編。
花とゆめコミックス第3巻 1989年7月初版
Index

金田一少年の事件簿 「File.1 オペラ座館殺人事件」

なんでみんなムーミンみたいな顔してるの? うーむ、困った。私はこのシリーズが苦手で、アニメもドラマもわからないのですが、とにかく「オペラ座の怪人」関連物の数だけは多くて、世間にファンも多いらしい、と。

とりあえず、コミック「File.1 オペラ座館殺人事件 」(1993年初版)が、
  • 孤島のホテル「オペラ座館」で、演劇部の合宿中に、「オペラ座館の怪人」に見立てられた連続殺人が発生して、金田一君が解決する、と。
  • そしてこのエピソードはTVドラマ化(1995年)もされたりしている、と。
で、その続編が小説「オペラ座館 新たなる殺人」(1994年)で、
  • 再び孤島のホテル「オペラ座館」で、「オペラ座の怪人」に見立てられた新たなる連続殺人が発生して、金田一君が解決する、と。
  • そしてこのエピソードはアニメ映画化(1997年)されたりしている、と。
……ということでしょうか?「オペラ座館」って胡散臭い語感もピンと来ないし、「オペラ座の怪人・ファントムから再び謎の予告状が届いた!」って言われても、まるで「仮面舞踏会〜、マスカレード」のような無意味な繰り返し……。別にどうでもいいですか。そうですか。内容にもファントムの扱われ方にもさっぱり触れていませんが、ごめんねやる気のないコメントで。

.......... (10/12/2003)

このコミックは、

ねぇ、なんで?* 講談社コミックス第1巻 (1993) (amazon.co.jp)

* 講談社コミックス第2巻 (1993) (amazon.co.jp)

 (『FILE.1 オペラ座館殺人事件』は、この2冊にまたがって収録されています。)


その後、

ねぇ、なんで?* 金田一少年の事件簿 オペラ座館殺人事件(講談社プラチナコミックス) (2006) (amazon.co.jp)

 もあり、


またバイリンガルで、

英語のお勉強にどうぞ。* 講談社バイリンガル・コミックス第1巻 (1999) (amazon.co.jp)

* 講談社バイリンガル・コミックス第2巻 (1999) (amazon.co.jp)

 ちなみにこちらでの英語タイトルは"Murder at the Hotel Opera"。


全部英語のUSA版コミックは、

まあ、中身はムーミンなんですけれども。* KINDAICHI Case Files 1: The Opera House Murders (Graphic Novel) (2003) (amazon.com)
* 日本のサイトで買いたい方はこちらから (amazon.co.jp)

 こっちの表紙の方がいいような。中身のサンプル画像は、amazon.co.jpで見られます。

 ……など、いろいろ出てます。


さらに、TVドラマについては、「とりあえず怪人たち Part 1」もご覧ください。
続編小説は、「小説の怪人たち」をどうぞ。アニメ映画は、「アニメの怪人たち」をどうぞ。
原作: 金成陽三郎 (STORY by Kanenari Yosaburoh)
漫画: さとうふみや (ART by Satoh Fumiya)
少年マガジンコミックス (講談社) 1993年02月初版
Index

マスク - Le Masque -

どうでしょうね。  「『オペラ座の怪人』にはまり、劇団四季の舞台を数回観て」書いたと、作者ご本人が後書きで述べていますから、当然関係はあるのでしょう。ストーリーは……。これまた少女マンガのあらすじをまとめるほど無粋でこっぱずかしい事はないので、やめておきます。

とりあえず、
  • 舞台は全寮制の芸術学校である。
  • ヒロインはバレリーナを目指す少女である。
  • ヒロインには幼なじみの少年が2人いる。
  • この2人ともマスクをつけてファントムに変身。
  • 最後は派手に対決する。
……という感じですか。「吸血姫美夕」の仮面のお兄さんも、今考えるとけっこうファントムっぽかったような。

.......... (書いた時期: 大昔過ぎて不明)

このコミック全2巻は、

お好みでどうぞ。* マスク - Le Masque - マーガレットコミックス 第1巻 (amazon.co.jp)

* マスク - Le Masque - マーガレットコミックス 第2巻 (amazon.co.jp)

 探してもらってください。


このコミックから発展した「クリックまんが」については、「こんなのあったね的怪人たち」もご覧ください。
by 垣野内成美 (by Narumi Kakinouchi)
マーガレットコミックス (集英社) 1994年6月初版
Index

ラウドの怪人 - Phantom of the Loudness -

 「オペラ座の怪人」をもとにした漫画と言うよりも、オペラ座の怪人をもとにした映画「ファントム・オブ・パラダイス」をさらにもとにした漫画、と言った方がいいような。悪のレコード会社「ビーフ」に改造された悲劇のロッカー(でも歌は全然歌わない)が、復讐の鬼と化し……というお話。正直、何が書きたいのか私にはよくわからなかったのですが(途中から格闘漫画になってるし)、たぶんこの人は「ファントム・オブ・パラダイス」がものすごく好きなんだと思います。

どうでもいいがラウドの怪人よ、君がかぶっているキャップには、でかでかと「FHANTOM」と書いてあるぞ。なんとかしなさい。それとも何かポリシーがあるのか。

とりあえず、ちいさいおともだちはよんではいけません。念のため(一応書いとこう)。

.......... (書いた時期: 大昔過ぎて不明)

このコミックは、

* ラウドの怪人 アフタヌーンKC (1994) (amazon.co.jp)

 どうしてもという方は、探してもらってください。
by イワフチヤスナリ (by Yasunari Iwahuti)
アフタヌーンKC (講談社) 1994年6月初版
Index

LOVELY PHANTOM - 化学室の怪人

 まぁ、なんですな。一応学園ものですな。己が醜いと思い込んでる美形教師(化学担当)がですな、ファントムのコスプレをするわけですな。ついでに「化学式の天使」と名乗ってですな、かねがね目をつけてた美少年生徒の来栖くんをですな、秘密の棲み家(ただの教員住宅ですな)に連れ込んでですな、愛の個人教授をするわけですな。わりと律儀に「オペラ座の怪人」の劇中イベントもこなしてますな。そんでもって出版元はビブロスですから、当然お約束の絡みシーンになるわけですな。作者に中途半端な照れがあると、よけいにいやーん感が増幅されますな。

この手の話で「周囲の人々が二人の関係にやたら理解がある」のはお約束でしょうが、加えて「周囲の人々が『オペラ座の怪人』のストーリーをやたら理解している」のが、妙に私の笑いのツボに来ました。行きたいわ、そんな学校。

ところで、(特に日本の)作者の皆さんが「オペラ座の怪人が大好きでこのお話を書きましたぁ〜!(はあと)」とおっしゃるときの「オペラ座の怪人」とは、やっぱりALW版ミュージカルがデフォルトなのでしょうか。たまに「ラウドの怪人」みたいに「ファントム・オブ・パラダイス」好きという猛者も登場しますが、やっぱりそういうものなんでしょうか。原作至上主義のコミックももっと登場して欲しいです。

それにしてもボーイズラブものはよくわからん。ちいさいおともだちはよんではいけません。念のため。

.......... (11/26/2001)

 そういえば最近「新装版」とやらが出たらしいので、興味のある方はどうぞ。くどいようですが、ちいさいおともだちはよんではいけません。どうでもいいけどLOVELYかLOVERYなのかどっちなんだ。

.......... (07/10/2009)

このコミックは、

なんだかな。* LOVELY PHANTOM ビーボーイコミックス (2001) (amazon.co.jp)

 もう絶版。


でもその後、

なんだかな。* LOVELY PHANTOM 新装版 ビーボーイコミックス (2009) (amazon.co.jp)

 2009年5月に再登場。お好みでどうぞ。

by 藤井咲耶 (by Sakuya Fujii)
ビーボーイコミックス (ビブロス)  2001年11月初版
Index

オペラ座の怪人

ほんと苦手なんですごめんなさい。  「読書室」で教えて戴いてありがとうございます。残念なことに、この手の絵柄に馴染めず、パラパラ飛ばし飛ばし読むのが精一杯。申し訳ない。私としてはものすごく頑張ったつもりなんですけど駄目でした。このハーレクイン的展開も辛い。というわけで、きちんとした感想は書けません。

伯爵フィリップが登場したり、ラストに新聞告知ネタが出てくるところを見ると原作ベースなのかなと思いつつ、エリックさんが生まれてこの方オペラ座しか知らないなどと愉快なことをのたまっていたり、その他もろもろを見ると、コピット/イェストン版の影響も強いのでしょうか。というより要するに宝塚の影響ですか。知りませんけれども。クリスティーヌが自分の狡さを自覚していて、やたらと被害者ぶらないところは良いですね。

キャラ的に一番気の毒なのは、ダロカ(警察長官)などと偉い呼び名で呼ばれながら召使キャラになっている、何人なんだかよくわからないペルシア人でしょうか。どうでもいいけどアニメの「小公女セーラ」に出てきたわ、こんな人……(いえ、たまたま最近見たので)。ほんとにどうでもいいですね。あと、無意味に男ットコ前なガストン・ルルーが、なぜだかわかりませんが妙に私のツボにきました。

深みとか整合性とかは置いといて、とりあえずそれなりのムードはあるような気にさせられる一冊ということで、よろしいのではないでしょうか。絵は人それぞれお好みです。しかし私が戦慄を覚えたのは、やはり何と言っても巻末の「ドラマCD制作」話でしょう。またこれがいかにもなキャストで……。

.......... (09/25/2005)

このコミックは、

なんだかな。* オペラ座の怪人 バーズコミックススペシャル (amazon.co.jp)

 お好みでどうぞ。
by 真崎春望 (by Harumo Sanazaki)
バーズコミックススペシャル (幻冬舎コミックス) 2005年8月初版



原作の怪人たち #1 #2 #3 / 小説の怪人たち #1 #2 #3 #4 / 脚本・楽譜の怪人たち #1 #2 / 舞台の怪人たち

映画の怪人たち #1 #2 #3 / ガイドの怪人たち / コミックスの怪人たち #1 #2 / えほんの怪人たち #1 #2

こんなのあったね的怪人たち / とりあえず怪人たち / CD & DVD

ミュージカルなCD屋さん出張所 / ドラマな本屋さん出張所 / 飛び出す絵本屋さん出張所




In Association with Amazon.com
amazon.com

ご利用方法・送料はHELP DESKへ。

 Amazon.co.jpアソシエイト
日本のアマゾン


Amazon.com等からの画像は、Associateとして使用を許可されているものです。


Beware the Phantoms of the Opera...
オペラ座の怪人がいっぱい!


コミックスの楽しいお話は