
音とは?
音というのは空気の振動(波)です。実際には水や金属も音を伝えるのですが、一般的には空気の振動を音と述べてもよいでしょう。
音は空気中を一秒間におおよそ三四〇メートル進みます。人間の感じることのできる音の高さは、二十ヘルツから、二万ヘルツといわれています。ヘルツというのは音の高さの単位で一秒間に振動する回数のことです。ですから人間は1秒間に20回から2万回振動する音を感じられることになります。振動数の少ないほうが、つまりヘルツの数字の小さいほうが低い音で、大きいほうが高い音となります。
なお、それ以上高い音は超音波とよばれています。
注;日本語においては、声高に話す、低いささやき声といったように、「高い」という表現が大きな音の、「低い」が小さな音の意味で使われることがありますが、ここにおいては高い音とは音色が高いこと(たとえばピーという音)、低いとは音色が低いこと(たとえばブーンという音)の意味で使っています。音の強弱は大きい音、小さい音として表現しています。
音の大きさはデシベルという単位であらわします。これは絶対的な音の大きさではなく、ある基準に対して何倍大きな音であるかをあらわしたものです。音の大きさを何倍という表現は非常に難しいのですが、音圧(波の幅)は二十デシベル違うと十倍になります。対数尺ですので四十デシベル違うと百倍になります。人間の耳は、聞こえる一番小さな音から、耳を傷めてしまう大きな音までの幅が、約百二十デシベルですので、百万倍の音を聞き分けていることになります。一般的には音の大きさを何倍というときはこの音圧のことをさしています。ただし、人間の感覚としては、十デシベルの違いを約二倍に大きな音として感じます、そこで、二十デシベル違う音だと四倍に感じることになります。なお、音のエネルギー量は、十デシベルで十倍、二十デシベルで百倍になります。音の大きさの単位のことを深く考え出すと頭が混乱してきてしまいますので、たんに音の大きさの単位がデシベルであることだけ理解してもらえれば結構です。
音のいろいろ
