[続] 近 視 手 術 体 験 記Experiencc of operation on my short sight eyes2 |
| 1.だんだん目が悪くなる | 10.近業の中で視力を維持 |
| 2.医院に質問 | 11.健康診断で1.5も |
| 3.メガネを作った | 12.6ヶ月検査 |
| 4.六ヶ月検査 | 13.眼科医院がなくなった? |
| 5.やはり不安が | 14.なお視力落ちず・・うまくいったかな |
| 6.再手術 | 15.タイガーウッズと厚生省 |
| 7.翌日検査 |
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| 8.1週間後検査 | |
| 9.1ヶ月検査 |
*ここから本文*
1.だんだん目が悪くなる
1999年の正月が来たが、メガネなしの明るい、視野の広い人生というわけにはいかなかった。相変わらず朝起きると、「よく見えるようになってなっていないかな」、「また視力が低下していないかな」などと思い、不安があった。たいていおきると、窓の外を見ながら、左目、右目と交互に見え方を確かめるのが、くせになっていた。そして、少しピントが前になって見えにくくなってがっかりする日が、ときどきあった。目が悪くなるのを認識するのは、きまって朝で、一回視力低下があると戻らなかった。見えにくくなるなり方は、物が二重に見えてきて見にくくなっていくというものだった。
これは、乱視の進行とはじめ思っていたが(この治療は乱視の矯正が難しいそうである)、どうも新たな近視の進行らしい。なにしろ、仕事がパソコンを多く使い、目を悪くする人が多い事務系なので、視力低下はやむを得ないかとも考えていた。一方で、この治療を受ける直前まで、年をとったのか最近全然仕事がどうあろうと視力低下は止まっていたとのにおかしいなと思っていた。
実際右の目は近くにピントが合ってきて見えにくくなって自動車運転免許はパスできないのではと思った。それにつれて左目も悪くなっているようだった。使わなくなっていた、近視メガネを目の前に掲げると、度が強すぎるものの、裸眼より遙かに見えるようになっていた。特に昼間は良く見えるが、夜になると、像がいくつもに見えて非常に運転しにくくなってきた。
2.医院に質問
こんな状態になってきたので、2月4日、医院に電子メールで質問をした。先生には、あまりありがたくない質問と思うので、ちょっと勇気が必要だったが、不安が募ってきたので今の状況を克明に書いて質問した。つまり、最初非常によく見えた右目がかなり早く悪くなり、それにつれるように右目も悪くなってきて、またメガネが必要になってきたようだが、予定の3月より早めに検査を受けた方がよいのではと。治療が難しい乱視が残っているのかと思っていたが、近視になっているらしいというような質問内容で出した。
すると、今までのメールと違いなかなか回答が来ないでやきもきした。相変わらず夜間の運転が怖い。回答は12日後の2月16日に来た。おそるおそる見てみると、状態からいって3月の検査は早めなくても問題はないだろう。再治療が必要かどうかは3月の検査をしてみてからという趣旨だった。再治療という言葉が出てきたので不安を覚えた。再治療のつもりはなかったが、このままでは治療があまりうまくいかなかったという結果になることはもう予想できた。かといって再治療はまたリスクがまたあり、事後検査もあるということで、どちらにしてもよくないと思った。
3.メガネを作った
この時期は、視力が低下したといっても治療したため、視力が変わって自分にあうメガネがない状態になっていた。そして、夜間車を運転すると見えにくく怖い状態になってた。運転すると心持ち気持ち悪いような感じもでてきた。もし事故でも起こせば、免許条件違反でもあり、相手にも重大な危険があり、取り返しがつかなくなるので、再治療でまたメガネが使えなくなるかもしれないが、この際安全のため、メガネを作ることにした。メガネはとりあえず夜間の運転用である。目を細めることがあるがメガネ常用まではさすがに行ってなかった。前のメガネは幸い捨ててなかったので、いままでのフレームに新しいレンズをつけることとした。メガネ店に行ったのは2月17日だった。メガネを作る理由を告げて、検査を受けようとすると、店の人は珍しそうに聞いていた。
検査の結果、近視は治療前より半分に良くなっている。−1.7−−2D位だという。乱視はかなり強いという。乱視が見えにくい大きな理由とのことである。レンズは前よりかなり薄くなるとも聞いた。視力は0.3前後になっていて、検査用のメガネをかけると非常によく見え、改めて視力低下が強かったのには驚いた。乱視等などの関係から、矯正視力は0.8までしかでないそうである。それでもメガネなしの生活の方がうっとうしくなく、いいので必要なときのみかければいいと思っていた。メガネは最低の品でも良いと思っていたが、色つきで薄いレンズを勧められたので、結局レンズだけなのに2万円もかかった。メガネはできたのが1週間後になったので来るまで運転が不安だった。その後やっとメガネができ、これで一応、運転の不安は解消した。レンズは度が弱く、薄型なので治療前の渦が目立つものとはだいぶ違っていた。
4.六ヶ月検査
こうした中で治療後6ヶ月検査の日がやってきた。いつものとおり、子ども、若者でにぎわう渋谷に行き、ビルの中にあるその医院で検査を受けた。もう検査の手順はだいたい覚えていて、簡単な問診のあと、7台ほどある検査機器の4台ほど使って検査を受けた。目の傷の具合、屈折率など黙々と検査した。例のランドルト環を見るおなじみの視力検査もある。視力はあまりでてないらしく、検査後、「どうも削り方が足りなかったみたいですね」と言われた。そして、すぐ再治療(再手術)を勧められた。あまり強く勧めているわけではなく、視力は治療前より向上しているが、先生も自分もこのままでは全然満足できないことは共通だったようだ。そして私はすぐ、再治療に同意した。ただ、医師は今度の治療は、調整的に治療するので前より削るのが少なく、視力が早く出やすいとのことだった。この点は不安を減らすものだった。しかし、再手術となれば、歯の治療並みの負担感といっても、新しい治療法をまたやるのだから、不安もあった。しかも、また何回も渋谷に来なければならないこともあり、治癒が先延ばしになったことからがっかりした。検査後、受付で再治療の日程の相談を
したが、今度の治療はやはり無料であることを確認して、この点はうれしかった。治療に最後まで責任を持ってくれるという意味にも解釈できる。
5.やはり不安が
その後、再治療日の予約は医院の日程上、3月末になった。その間、再手術にいろいろな不安が浮かび、医院と次の電子メールのやりとりがあった。
| (質問) 再治療をされるということで、お手数をおかけします。 そこで、検査のあとで感じた不安についてお伺いします。 1.2回目なので角膜が薄くなり、破れる心配はありませんか。 2.眼軸が伸びたり、眼圧が上昇して、緑内障になる心配はありませんか。(眼圧も確認して欲しいと思います) 3.フラップ形成時に角膜にきずがつくおそれはありませんか。 (回答) 疑問点についてお答えします。 1角膜の厚さは十分確認しておりますので御心配には及びません。 2眼軸の長さ、および眼圧はこの手術とはまったく無関係です。 (ただし、ご不安であれば眼圧も計測するように院長に申しておきます。) 3質問の意味が良くわからないのですが、フラップ形成で角膜に問題が起きることはありません。 |
こうして疑問もかなり解消し、再治療の予定日も4月7日と決まった。事前検査は3月13日の検査で兼ね、独立した検査日の設定はない。
6.再手術
4月7日はほかにもあるらしく、午後3時よりと決まっていた。ほかにもかなり再手術の人があるらしい。こんどは、いやであるが、あまりこわいという感じは少なかった。少しは危険性を感じていた。しかし、もう今の状態で終わるわけにはいかないのだから受けることに迷いはなかった。午前仕事をして、ほぼ午後3時に渋谷の医院につくと、30分ぐらい前とおなじように待たされた。その間手術に関する承認書の署名捺印をした。他の人が診察を受けていたようだ。意外にもこのような治療を受ける人が多いのである。そのうち、医師が待合いの自分のところまで来て、治療の方法について説明してくれた。すると、角膜の上皮をめくる方法は前のマイクロケラトームという機械を使わず、メスでめくるそうである。その後の方法は前回と同じレーザーを照射してそのあと上皮をかぶせ、そのまま養生を1時間ほどで終わるそうである。その少しあと、診察室に呼ばれた。診察室では問診と一通りの検査を行った。助手や看護婦はやはりいなかった。そのとき電子メールで照会した眼圧を検査したところ異常なしであった。手術はそのあとすぐ始まった。順序はよく覚えていないが、点眼麻酔
や目と目のまわりの消毒を何度か行ったあと、目の部分に穴のあいている厚い布を顔にかぶせて、消毒、目を開いたままの状態にする金具(開瞼器)を片目に装着して、治療箇所のマーキングをした。そのあと、メスを用いてゆっくり慎重に上皮(フラップ)をめくる作業をした。レーザーの時間は予想より長いものに感じられた。でもすぐ終わり、消毒をしてフラップを戻して片側を終わった。マーキングからは黒い中に赤い光が点滅しているのが見え、それが、はっきりしたりぼけたりしていた。赤い点滅は、目を動かさないようにみつめるものなので成功するよう一生懸命見たが、赤い点自体が動くし、開瞼器をつけていても瞬きの動作がどうしても止まらない。そして反対側の目も同様に開瞼器を装着して手際よく手術した。両目が終わると終わったとの宣言とともに、目をこすらないようにとガーゼと目より大きい輪を目にかぶせて、テープで貼り付けた。痛みはやはり全くない。まわりを見えないようにする訳だが、前回はタオルを目の上に載せるだけだったので、今回はより厳重だった。養生の1時間はまた長く感じられた。その間他の患者が来ているのか話し声が聞こえた。ようやく1時間たって
、目のかぶせものをはずすとこの前と違って早くもわりあい良く見えた。簡単な問診のあと、翌日検診を予約して目薬をもらって帰った。時間は忘れたが、5時は過ぎたようだった。
7.翌日検査
医師の説明のとおり、今回の治療後は目に負担は少ないし、視力は出方がいいとの言葉のとおり、翌日からよく見えた。2回目の手術をすることは職場では事前には内緒ししていた。仕事は、前と違って治療当日もこの再検査も午前は仕事はした。さすがに翌日は仕事はしたくなかったが、休みにくかったので午前に仕事をして午後検査に渋谷に行った。しかし、前日の影響はなく仕事はきつくなかった。ただ3時間ごとの目薬は面倒だった。翌日検査は前日の手術の傷を見るのと簡単な視力測定が主である。視力は両眼のみだったが、すでに1.0あった。前回のことがあったので喜ぶのはまだ早いと思った。しかし、医師はまた悪くなる心配はないという。今度の治療でも乱視の改善ははあまり期待していなかったが、乱視もかなり改善し、見やすくなっているようだ。
8.1週間後検査
視力の回復は順調で右が良く見えるようになったり、左が良く見えるようになったりしているものの、かなりとおり細かい文字や樹木まで見えてきて、景色が美しく見えてきて「視力回復」の喜びが感じられた。毎朝今日は見えにくくなっていないかなと心配して起きてはいたが、見えにくいときでも5分もすればよく見えていることがわかった。ただ、両方同じ視力ということはなく、悪い方の目は、ややぼけていたが、前よりは遙かによく見えている。1週間後検査は傷の確認などひととおりの検査のあと片目ずつの検査があった。視力は左右とも0.9両眼1.0だった。傷の回復、視力の出方も順調だという。ややうれしく思った。その日は食事をして帰った。
9.1ヶ月検査
この後も右が良く見えるようになったり、左が良く見えるようになったりしている状態が続いたが、だんだん右目の方が左より見える状態で決まってきた。このころからはずっと、右目が左より見えるという状態になっていた。左目はやや視力が出ていない感じがあった。1ヶ月検査は5月20日3時だった。この日も早退をして行った。
検査をすると、右目1.0左目0.9両目1.2とういうものだった。1.2は裸眼でははじめてで、どうも見る景色がきれいなわけだった。なお、左は乱視の関係から視力が出にくいそうである。もう前みたに戻ることはないだろうと医師に言われていたが、だんだん信じてもよいのかなと思うようになっている。それを考えるとうれしくなってくる。そして、視力のことを気にしていないときは、メガネなしの生活があたりまえのようになっっている。メガネをかけているときは、メガネの存在が気になって、何年使ってもメガネがあたりまえということはなかった。その日は新宿で食事をし、美術展を見て帰った。
10.近業の中で視力を維持
検査後なおも視力は維持している。しかし、相変わらずパソコン作業の仕事が多く目に負担がかかっていることが多い。近業を多くすると像が2重に見えたり、見えるものに霞がかかったようになる。しかし、遠くを見ることが多ければ目が良くなる感じがある。明るければ見えにくいことはほとんどない。ただ、近業のあと夜間、町を見ると、照明に霞がかかって見にくい。これはどうも目の疲れの一種らしく、治療の後遺症とは思えない。それも近業をしてなければかなりいい。目はやや疲れやすくなったようだ。医師によると治療による目の曇りが取れるのには時間がかかるそうである。これが霞などの原因にもなってているようだ。こんどこそ、近視から開放された可能性が大きくなってきた。運転免許から 「眼鏡等」の文字が消える日もようやくくるのだろうか。次の検査は8月12日である。6/25
11.健康診断で1.5も
職場の健康診断は7月末だった。この検査は身長・体重から血液・検便まであるものだが、視力もある。今回は視力検査に自信があった。なんとめがねなしで1.5と1.2である。「どうだ」と思った。今までは、めがねなしでは計っていなかったので堂々と正常値である。また同時に、視力検査は場所によって違うのであてにならないものだと思った。
12.6ヶ月後検査(実質半年後)
8月12日の検査予定日は医院側の都合で8月5日午後に早まった。渋谷駅へはもう何度となくきたので見慣れた。いつものように6階の受付に行くと、機嫌の悪そうな女性が「ここは受付ではありません。この下の階に行ってください。」という。受付場所自体は前と全然変わっていないので、変だなと思いながら、階下に行くとやはり受付があって前見た女性がいる。ここで検査を待つ。どうも、事業を拡大して2階分この眼科になったらしい。カウンターには白内障の治療のパンフレットが置いてあった。検査が始まった。いつものとおりのやさしい先生であった。場所が変わったので検査機器の配置は変わっていた。検査の最後行う眼鏡店でおなじみの視力検査、視力は1.0と1.2であった。今度は視力は下がっていない。安心した。とうとう「眼鏡等」の文字が消せるか。視力の変動についてはまだわずかに角膜ににごりが残っているとのこと。よくなる可能性があるという。もう一度検査するそうである。ゴーストが暗いとき見えることについては、乱視は残っており、直すのは困難であるという。次の検査は、11月4日午後2時と予約して帰る。治療がほぼ成功した思った。
13.眼科医院がなくなった?
ある日、10月頃、一人の方から電子メールが来た。それは、私の体験記を見た感想のほかに、私と同じ眼科でLASIK(治療)を受けたという。そして、術後の定期検査の予約日(8月中旬)の近くになってその眼科からその人に電子メールが来て、先生が入院するので検査ができないと伝えられたそうである。私の8月5日の検査以後に長期休診に入ったとういうことになる。驚いてその眼科のホームページを見ると、「迷惑をかけるので休止した」という文字とリンク集の画面とが1枚あっただけだった。メールアドレスも載っていない。私のパソコンも故障で初期化したばかりなので過去にやりとりしたメールアドレスも記録がなくわからなくなった。その後、この眼科のホームページは廃止されてしまった。入院とはいえネットライブ手術まで行った人が、ホームページも廃止するのはおかしいと思った。何かこの眼科であったのではと思えたが、11月の私の検査時にはもう先生も元気に検査をしてくれるだろうと期待したので、そのままにしていた。ただ、わたしにメールをくれた人は、術後視力が低下しているようで、定期検査は絶対必要、再治療も検討されるべきと考えられ、眼科側にはもっとほかの対応が必要だったのではと思われた。
11月の私の検査日間近になって診察券にある眼科の電話にかけてみたところ、「電話は使えなくなっている」との電話局のメッセージにまた驚いた。これでは、私の予約の検査日は予告なしに眼科側で中止されたことになる。渋谷まで行って見てみなければ正確なことはわからないがもうやっていないことはほぼ間違いない。11月4日の検査日は行かなかった。私はこれから大きな視力の変動はなさそうだからいいとも思ったが、やはり検査が受けららないのは不安である。新しい治療法なだけに。ちょっと無責任ではないか。先生が病気なら他の先生を紹介してもいいのではないかと思った。まじめそうな先生だったのに、なにがあったのだろう。あとは、渋谷区の保健所に廃業していないか聞くか現地調査するしかないと思った。いずれにも、私は不安はあるが、再治療をやってある程度時間がたっているので助かったという思いである。
1999.11.6
1999.6.25 SONE 1999.11.6更新 2000.7.1更新
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